猫の事務所・第6巻 6 / 8
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猫の事務所

猫の事務所・第6巻

モンド これは訳文です。語義はゲーム内テキストを優先してください

猫とご主人様が見守るなか、トラ猫と長毛猫は無事に猫夫婦となれるのでしょうか、それとも…?

竪琴の拍子に合わせ、盛装の長毛猫が登場しました。

「おやおや、おまえ、馬車から降りた途端いなくなって、着替えていたのか!」ご主人様は叱りながらも誇りげに自分の猫を見ました。

長毛猫の白い絹のトレーンには花がいっぱい、真っ白な、春の日の雪のようなセシリアの花です。

「ぱちぱち——ぱちぱち——」猫たちが一斉に拍手しました。

「なんて美しい…」

ペローは思わずナイフとフォークを置きました。

「がさっ——がさっ——」猫たちがカーテンを開けました。

トラ猫は蝶ネクタイとシルクハットをかぶり、ひげと耳毛をきちんと整え、騎士のように荘厳な足取りで花嫁猫を迎えました。

後ろの花柄猫が肩の包みをひと振りすると、猫夫婦への贈り物がこぼれました。

色とりどりの毛糸玉、いじるとキーキー鳴る布ネズミ、ふくらませた団雀型の風船、それに前もって用意した、遠い国の猫の神社への船票…

「待て!」

冷たく厳しい声が上から落ち、猫たちの陽気さを遮りました。

ご主人様は酔いが覚め、よろよろと立ち上がり、指でトラ猫を指しました。

「こいつは、いつもうちの窓辺にいる野良じゃないか?覚えているぞ、いつも悪気ありげに窓の中を覗いて…

「夫人家の名貴な異国猫だと言ったではないか?夫人はどこだ?

「この猫の玩具…おい、うちのものじゃないか、いつ盗んだ?この絹も美酒も、全部盗んだものだろう?」

「パパ、怒らないで…」長毛猫が急に甘えました。

「そうだよパパ、ぼくがちゃんと世話する…」トラ猫は平気そうに言いました。

この「パパ」の連呼が、ご主人様を激怒させました。

「黙れ!!

「こんな出自不明で血統の不純な野良が、うちの長毛猫と結婚できるか!

「それにこの小僧、フリッガ夫人の御者だと称する小僧…

「おまえもこの野良どもとグルだろう?仮面の下を見せてもらおう…」

ご主人様は大股でペローへ近づき、顔の仮面を引きはがそうとしました。

ペローの全身の血が、磁石に吸われたように一点へ集まりました。

「逃げろ、逃げろ」小さな声が耳の中で乱れ、ペローの胸は太鼓のよう。でも両脚は硬直し、一歩も動けません。

「終わった、終わった」ペローは絶望して目を閉じましたが、余光に、頬のそばで一本一本震えるものが見えました。

ああ!ペローの頬に、真っ白な、一本一本のひげ——猫のひげが生えていました。

ペローは耳を動かすと、尖って器用な耳。体も勝手に弓なりになり、「にゃーうっ——」と鳴きました。

ご主人様に掴まれる前に、ペローは器用にテーブルの下へ逃げ込みました。

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