神霄折戟録・第3巻 3 / 6
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神霄折戟録

神霄折戟録・第3巻

璃月 これは訳文です。語義はゲーム内テキストを優先してください

君を未央と呼ぼう。人間界にいるなら、やはりその名が一番都合がいい。それに牒文もあるから、王土を出入りするのに問題はないはずだ。」未央のことが心配な弥耳は共に旅に出ることにした。二人は妖魔と戦い、邪剣を5振りを手に入れた。 いい展開に見えるが、これからの道はますます険しくなるのは誰もが知っている――

——玄女征西——

「俺がお前にしてやれる事はこれ位しかない」弥耳は出来上がった料理を机に置くと、未央の反対側に座った。

先ほどの死闘で、未央は右腕を折った。今も包帯が巻かれている。未央は頬杖をついたまま、黙って自分を見ていた。

だが結局、未央は左手で箸を持ち、試しに汁物に入っている肉団子を掴もうとした。試みは失敗に終わる。

弥耳はため息を吐くと、箸を奪い取った。「仕方ない、食べさせてやる」

「私にしてやれる事はもっとあるわよ」何口か料理を頬張ると、未央は突如言った。いつも通り、感情は読み取れない。

「光禄寺の主は、お前達のような神々への奉納や祭事を任されている。お前の世話をするのが、俺の本職だ」

神々が争いを始めたら、俺達人間は眺める事しかできない。

後半部分は、口に出す必要もなかった。

「前に邪剣の持ち主とやり合った時、お前は矛とか剣を浮かせて操っていたじゃないか。その力で箸を使えよ」

「あれは、お父様に授けてもらった技よ。私しか使えないの。あれは断罪の最後に使う宣言と律令。適当に……」未央の声は明らかに震えていた。「適当に使うものじゃないわ」

「あいつが死ぬ前に、うちのじじいについて言ったことも胡散臭かったな」弥耳はつまらなさそうに、指を擦り合わせる。「『米光禄の身は潔白でも冤罪でもない』。一体どういう意味だ?」

もし、朝廷に神の矛を復活させる意図がないのであれば、未央に憑依している皇女の側にいるのは、朝廷に仇をなす事になる。

弥耳の考えを見抜いたのか、蝋燭に照らされた未央の顔が暗くなる。

「私の手助けをする必要はないわ。ただの人間が、朝廷を敵に回すのは得策ではない」

「黙れ。先にじじいを探し出して話を聞くぞ」弥耳が言った。

「あら……南にいる御父上に会いに行くの? なら明日はまず服と口紅を新調しに行かなきゃ」

「くそじじいに会いに行くだけだ。必要ないだろう」

「それがあなたの責務でしょう」珍しく未央は頑固だった。

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