神霄折戟録・第4巻 4 / 6
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神霄折戟録

神霄折戟録・第4巻

璃月 これは訳文です。語義はゲーム内テキストを優先してください

驚かないで聞いてくれ、我が息子よ。我はそなたの本当の父親ではない。」「嫌だ――!」 かつての米光禄寺卿は山隠界の阿修羅だった。都を離れるのも太常、首輔の芝居だった。その目的は目の前にいる天帝の娘を守ることだった。 「生前の神霄天帝は我が友だったが、今となっては万物の敵に堕ちた。彼女はそなたに守られているのなら、我も安心してあの世に行けるはずだ。」

——山人の妙計——

このような状況では、恐らく法術の達人、大羅金仙でも打開できないだろう。

「この火界邪剣『白牛火宅諭品村正』は、神の火界である陀羅尼の欠片によって錬成された。姫様に分かるように説明すると、神王九界如尼の火界如尼だ」

なぜ西から来たこの武士は、神に匹敵する剣術が使えるのだ? 通常、邪剣に魅せられた者は、心を奪われ、己の事も学んだ武芸も忘れてしまう。

未央は斬られた肘を抑え、灼熱の空気を吸い込んだ。いつもなら、すぐに傷を治せるのだが、燃え尽きぬ炎が傷口を焼き続けているのだ。

出血のせいで、視界がかすみ始める。その時、自分を庇うようにして、弥耳が前に立った。

「色々聞きたい目をしているな。仕方ない、死ぬ前に教えてやろう。俺がお前の父親を殺したのは、奴が神王の復活を阻止しようとしていたからだ。俺がなぜ自我を失う事なく、火界如尼を使いこなせているかと言うと――」

東の武士は邪剣を持ち上げる。「俺は雲夢狩の天兵の化身だからだ」

言い伝えによると、天帝は阿修羅軍と戦うため、三つの世界から選出した戦士を死後に、天軍に命じた。

時折、湿地の天候が崩れたり、雷雲が空で渦巻くと、中洲人はそれを天帝軍が「雲夢狩」している最中だと言った。

「な、なぜだ!」武士は驚愕の目で、真っ二つになった邪剣を見つめる。その体は、肩から下に向かって大きく斬られていた。

混乱の中、弥耳は最後の悪足掻きをしようと、父から譲り受けた遺品を取り出した。だが、それがかつて世界を燃やし尽くした大魔剣「裂瓦丁」であった事を、知る由もなかったのだ。火界如尼が火界の奥儀なら、「裂瓦丁」は火界の不変真如だ。

世界を燃やし尽くしたせいで消えてしまった魔剣の炎が、火界如尼を飲み込み、再度燃え上がった。

「世界が、また燃やされるの……」呟き、未央は気を失った。

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