連心珠・第3巻 3 / 5
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連心珠

連心珠・第3巻

璃月 これは訳文です。語義はゲーム内テキストを優先してください

年と美人はここで出会い、お互いに慕う二人は幸せに暮らすはずでした。だが、美人を目当てにする悪党が波乱を巻き起こしてしまった…

—第三折·二矢珠— <!-- -->生:範皆 <!-- -->旦:梓心 <!-- -->婆:張ばあ <!-- -->浄:呉旺 <!-- -->丑:呉一、呉二

<!-- -->『第一場』 <!-- -->(範皆、梓心、両端から登場) <!-- -->(語) <!-- -->範皆:早朝は犬が元気よく吠える。 <!-- -->梓心:日光は屋根の雪を薄くします。 <!-- -->(話) <!-- -->範皆:そこにいるのは梓心か? <!-- -->梓心:はい、まさか範皆さんにお会いできるなんて。 <!-- -->(東塘散櫂) <!-- -->範皆:昨晩、夢の中で愛する人と会った。 <!-- -->梓心:お別れする時は悲しくなるけれど、またお会いすることができた。 <!-- -->二人:願いが叶った。 <!-- -->(話、声を揃えて) <!-- -->梓心:範皆さん… <!-- -->範皆:梓心… <!-- -->(話) <!-- -->範皆:水平線から日が昇った、埠頭での作業がまもなく始まる。私は仕事に行かなければ。 <!-- -->範皆:梓心、先に失礼するよ。 <!-- -->(梓心、範皆を見送る。範皆、遠くで振り返る。梓心が頭を下げる、そして頭を上げた頃合いで範皆退場。梓心、手を胸に当てる。) <!-- -->(東塘揺櫂) <!-- -->梓心:お別れの時を迎えると、想いが溢れ出てきてしまいます。 <!-- -->(梓心退場)

<!-- -->『第二場』 <!-- -->(緑の服を着た呉旺、呉一と呉二を連れて歩く) <!-- -->(語) <!-- -->呉旺:俺様は呉旺、この町の頭みてぇなもんです。 <!-- -->呉旺:今日はあまりにも退屈だから、町へと遊びに来た。 <!-- -->(話) <!-- -->呉旺:呉一、呉二! <!-- -->(同時に返事) <!-- -->二人:はい! <!-- -->(話) <!-- -->呉旺:なんか新鮮なもんが食いてぇんだが、何か思いつかねぇか? <!-- -->呉一:エビのポテト包み揚げはいかがですか? <!-- -->呉旺:ああ、たまにはそういうのも悪くねぇな。最近、豪勢なメシにも飽きてきたところだ <!-- -->呉旺:呉二、エビのポテト包み揚げが売ってる店を探しに行くぞ。 <!-- -->呉二:へい。 <!-- -->呉旺:だが、この食いもんは揚げ加減が重要です。少しでも焦げてたらいらん。 <!-- -->呉二:焦げているものはいらないと…はい、紙に書きました。 <!-- -->呉旺:それから、大きさはすべて同じがいい。大きかったり、逆に小さかったりしてもダメです。 <!-- -->呉二:大きさはすべて同じと…はい、これも書いておきました。 <!-- -->呉旺:よし。 <!-- -->呉二:他にも希望があれば、遠慮なく言ってください。 <!-- -->呉二:もし店のやつがヘマしたら、いつも通り—— <!-- -->呉一:いつも通り? <!-- -->呉二:モラを渡さなきゃいい。 <!-- -->呉旺:そういうのは今回なしです。あの魚屋の娘を見ろ、べっぴんじゃねぇか。 <!-- -->(東塘揺櫂) <!-- -->呉旺:まずは身の上話からです。上手くいけば、あの子は俺のもんになる。 <!-- -->(呉旺、梓心へと顔を向ける) <!-- -->(話) <!-- -->梓心:お客さん、新鮮なお魚はいかがですか? <!-- -->呉旺:ほぅ、どれどれ。お嬢ちゃん、どこの人だ?両親は? <!-- -->梓心:幼い頃よりこの港町で育ってきました。両親がもう歳なので、家族を養うためにここで魚を売っています。 <!-- -->梓心:なぜ、そのようなことを聞くのですか? <!-- -->(後ろを向き、独り言をつぶやく) <!-- -->呉旺:よしよし。両親が近くにいねぇなら、今は絶好の機会。 <!-- -->(梓心へと顔を向ける) <!-- -->呉旺:なら、俺の嫁になるってのはどうだ? <!-- -->梓心:ええっ!?私、ずっと仕事で忙しかったので、そういったことは考えたこともありませんでした。 <!-- -->梓心:そもそも、その結婚と魚を買うことに、何か関係でもあるのですか。 <!-- -->(後ろを向き、独り言をつぶやく) <!-- -->呉旺:しめしめ、男もいないようです。さらっても誰も助けに来ないでしょう。 <!-- -->(梓心へと顔を向ける) <!-- -->呉旺:好きな男はいるのか? <!-- -->(梓心、下を向いて沈黙) <!-- -->(東塘散櫂) <!-- -->呉旺:この様子だと、おそらく惚れてるやつがいるな。 <!-- -->呉旺:おい、野郎ども、この姉ちゃんをかっさらえ。 <!-- -->(呉旺、呉一、呉二、梓心をさらって退場)

<!-- -->『第三場』 <!-- -->(張ばあ登場) <!-- -->(話) <!-- -->張ばあ:雲菫の芝居をよくご覧になっとる方なら、この後の展開も大体察しがつくじゃろう。 <!-- -->張ばあ:この後、例に漏れず激しい戦いが繰り広げられる。 <!-- -->張ばあ:大英雄の誕生のためには、少しばかりきっかけを与えないとならん。 <!-- -->張ばあ:悪事を働く害獣は、人の営みに混乱をもたらし、安寧を崩す。じゃが、そのような波乱こそ、英雄を生み出す種となるのじゃ。 <!-- -->張ばあ:雄々しき猛りをもってして事を沈めれば、歴史に名を残す。しかし、もしそこで怯めば… <!-- -->張ばあ:張皆か王皆か範皆か…そんな名前のやつは誰も覚えんじゃろう。 <!-- -->張ばあ:もちろん人々は、強い男が美女を助ける物語を好む。 <!-- -->張ばあ:何はともあれ、範皆がどう出るか見るとしよう。 <!-- -->(範皆登場) <!-- -->(話) <!-- -->張ばあ:何をしておった、遅いではないか! <!-- -->張ばあ:ここらで有名な悪漢どもに、梓心が連れ去られたぞ! <!-- -->(東塘快櫂) <!-- -->範皆:ああ——そんな—— <!-- -->範皆:状況を知った私は、驚きと怒りを隠せありませんでした。まさか、こんな事件が起こるとは。 <!-- -->範皆:相手が悪党なら強盗や殺人、なんでもあり得る。もし、この私が行けば… <!-- -->範皆:生きて帰れる保証などない。 <!-- -->(張ばあ、腕輪を範皆へ渡す) <!-- -->張ばあ:範皆よ。い…いったい、どうすればよい? <!-- -->(東塘快櫂) <!-- -->範皆:腕輪を見た瞬間、私は決意した—— <!-- -->範皆:か弱い女性が悪党に敵うはずもない。 <!-- -->範皆:腕輪を手に、私は剣を抜いた。その呉旺という悪漢を、完膚なきまでに懲らしめなければ。 <!-- -->(範皆、張ばあ退場)

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