亡国の美奈姫・第4巻 4 / 6
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亡国の美奈姫

亡国の美奈姫・第4巻

稲妻 これは訳文です。語義はゲーム内テキストを優先してください

過去から来た亡霊よ、地獄へ帰れ!」 胸躍る回想編!武士が封じし過去とは—— 国を失った姫と武士、二人の冒険に新章が訪れる!

濃神国、生命の気配がほとんど見えない廃土。

果てなき荒原に囲まれた砂丘で、二人の武士姿の者が相対する。

一人はわが物語の主人公。区別のため、仮に青の武士と呼ぼう。

もう一人は本巻初登場のやつ。蒼の武士としておこう。

剣戟物なら中段の構えを取るところだが、二人に雌雄を決する気はないらしく、ただ向かい合っているだけだ。

「地獄から戻ったのか。」

どれほど時が流れたかわからぬうちに、蒼の武士がついに口を開く。

「懐かしいな。」

青の武士は嬉しそうだ。

「そんなものは懐かしくない。」

蒼の武士が容赦なく遮る。

青の武士は目を閉じ、過去の深淵へ落ちていくようだった。

「魔王を倒せばすべて終わる——当時のわれわれはそう思い込んでいた。結果、それは悪夢の始まりにすぎなかった。

十三人の武士が心を合わせ、盗国のナクラ大名を打ち倒した。

だが大名なき濃神国に新生は訪れず、土地の生命力はなお散失し続けた。

そればかりか、支配者を失った国は、かえって隣国の好き放題に略奪される楽土となった。

魔王を倒した勇士たちも、ついに国土を守れなかった。

最後に生き残ったのは、二人の脱走兵だけだ。」

「回想編はほどほどにしろ。まだ片づいていないことがあろうが!」

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