亡国の美奈姫・第3巻 3 / 6
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亡国の美奈姫

亡国の美奈姫・第3巻

稲妻 これは訳文です。語義はゲーム内テキストを優先してください

場に足を踏み入れた二人は、ついに真の阿鼻地獄を目撃する。世界を席巻した百年の戦火、その真相がここに明かされる! 本巻には超お得な特典付き!

人はしばしば戦場を地獄に喩えるが、それはあくまで喩えにすぎない。

だが眼前に現れた光景は、文字通りの地獄としか言いようがない。

荒蕪の地、枯れた木々、そして生ける屍のごとき民。

生命力が抜き取られたような状態。

「事実、」

武士は枯葉を拾い上げ、それはたちまち飛灰となった。

「ここの生命力は確かに抜き取られている。」

近畿の戦乱はすでに百年続く。

戦争の十年目から、諸国の物資と富はすでに尽きていた。

戦を今まで支えたのは、いわゆるナクラの術である。

ナクラの術とは、すべての生霊と大地の生命力を吸い取り、上位の武士と戦争に供する恐るべき法術。

かかる非道の術で国土を支配するのが、ナクラ大名と呼ばれる盗国者たちだ。

大名は互いに攻め合うが、結果の如何にかかわらず、大地の生命力はさらに略奪される。

これがここ百年、近畿諸国の戦争の実態である。

「そしてこの術を創ったのが、世界の中心・空の塔に住まう陰陽師たちだ。」

眼前の光景に動揺する美奈姫をよそに、武士は淡々と続けた。

「破滅をもたらす姫……この世界は、とっくに滅びへ向かっているのではないか?」

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