冒険家ロアルドの日誌・離島 10 / 11
  1. 1 冒険家ロアルドの日誌・地中の塩
  2. 2 冒険家ロアルドの日誌・軽策荘
  3. 3 冒険家ロアルドの日誌・絶雲の間・奥蔵天池
  4. 4 冒険家ロアルドの日誌・渌華池
  5. 5 冒険家ロアルドの日誌・瑶光の浜辺
  6. 6 冒険家ロアルドの日誌・孤雲閣
  7. 7 冒険家ロアルドの日誌・絶雲の間・慶雲頂
  8. 8 冒険家ロアルドの日誌・青墟浦
  9. 9 冒険家ロアルドの日誌・ドラゴンスパイン
  10. 10 冒険家ロアルドの日誌・離島
  11. 11 冒険家ロアルドの日誌・鶴観

冒険家ロアルドの日誌

冒険家ロアルドの日誌・離島

テイワット これは訳文です。語義はゲーム内テキストを優先してください

名冒険者ロアルドが残した日誌。緋櫻の花びらの爽やかな香りと、タバコ葉の苦味が漂う。

——離島——

離島に来て数日、勘定が通してくれそうにない。いつまでここに留まらないといけないのか……久利須先生につてがあるといいが。早くここから出たい。

久利須先生は現地商会の会長です。フォンテーヌ出身の、落ち着いた雰囲気の紳士です。先生と話していると、まるで故郷に帰ったような安心感がある。

稲妻は排外的だと聞いていたが、離島の桟橋に上がってはじめてその度合を思い知った。

「鎖国令」が下されてしばらく経って、多くの外国人が離島に留まっては離れていった。店も次々と閉店して、とても寂れて見える。

数百年前、柊家の弘嗣公が奇跡的に荒れた島で商業港を興し、才能ある人を集め、自由貿易を推奨したため、この地は栄華を極めたそうです。かの弘嗣公が今の離島の光景を目の当たりにしたら、どう思うのだろうか。

彼の子孫、すなわち今の勘定奉行様は良い暮らしをしているみたいだが。

まったく腹立たしい。

あれから少し経って、久利須先生が良い知らせを持ってきた。

もうすぐ南十字船隊が稲妻に到着し、しばらく滞在するそうです。かの有名な武装船隊なら、私を密かに稲妻の島のどれかに連れて行けるだろう。今は待つ時です。

久利須先生の情報が正確かどうかわからないが、用意するに越したことはない。まず野営道具を百合華さんから取り返さないと。お金払っても土下座でもして……

幕府が珊瑚宮のほうの前哨基地を襲撃したらしく、多くの死傷者が出たらしい……いや、逆だったか?

ここに残っていた外国人も、奉行の役職についている人間も、不安そうにひそひそとそんな話をしている。

何があったかは知らないが、また続々と商人たちが店を畳んで国に帰っていった。軍艦が港を出入りして、どうやら港は臨時的に軍に徴用されているらしい……

物資の分配で混乱しているこの隙に、なんとか私の荷物を倉庫から出せないだろうか

そうだ、これも忘れてはいけない……今度こそ日誌を紛失しないように気をつけないと。

稲妻の筆記帳はきれいな表紙が多いけれど……古いものを蔑ろにする理由にはならないからな!

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