ドドコの大冒険
ドドコの大冒険
リサが特別ゲーム「ドドコのボンボン奇遇記」を原型に書いた童話の本。火花騎士、ドドコ、特別ボンボン、栄誉騎士と白い小さな助手がいっしょに冒険し、ツノツノ魚たちに勝った物語を記しています…
穏やかなシードル湖で、モンドの魚たちは安らかな生活を楽しんでいました…
ところが、見たこともないツノツノ魚の大軍が突然この水域に現れました。奇妙な鎧を着て小さな短剣を持ち、兇暴で横柄で、モンドの魚たちの家を奪い、乱暴に追い払いした。
「グハハハ! ここは私たちのツノツノ大王の縄張りだぞ!」
故郷を守り横柄な侵略者を追い出すため、モンドの魚たちは力持ちでアイディアいっぱいのドドコと、性格ばっちりで心のやさしい火花騎士を見つけ、助けを頼みました…
「ボンボン…え? 今回はボンボン爆弾を使っちゃダメ?」
威力たっぷりのボンボン爆弾は魚たちの家もいっしょに吹き飛ばし、シードル湖の底をボロボロにしてしまうので、別の方法を考えなければなりません。
アイディアいっぱいのドドコと火花騎士はじっくり相談し、「特別特別安全で信頼できるボンボン爆弾」を作りました。小さくて機敏で、悪いツノツノ魚を正確に吹き飛ばせ、無実の魚たちにはまったく影響しません!
でも「特別特別安全で信頼できるボンボン爆弾」は名前が長すぎて、火花騎士はいつも言い間違えます…じゃあ「特別ボンボン」と呼びましょう!
「ちょっと待って! 耳を立てて聞いてみるね——」
ドドコの長い耳は見た目がかわいいだけじゃなく、聴覚も超敏感だったのです!
ツノツノ魚がどこで動いているか、水に投げた特別ボンボンがどの方向へ泳ぐか、ドドコは楽々聞き取れます!
こうすれば特別ボンボンをいちばん正確な位置で活躍させ、悪いツノツノ魚を倒せます!
ところがツノツノ魚の兵士も用意万端のようで、数も多く、火花騎士とドドコはてんてこ舞い、お腹も空いてしまい、特別ボンボンも足りなくなりそうです!
「その程度の腕前で、五大水域を征服した私たちに勝てるつもりか!」
ツノツノ魚の言う五大水域とはどこでしょう? ほかの場所の魚たちもこのツノツノ魚にいじめられたのでしょうか?
ドドコと火花騎士は頭が真っ白になり、図書館へ戻って「司書の魔女」に尋ねました。
「司書の魔女」は本を開かず、軽く笑いました。
「いわゆる五大水域は、もしかしたらシードル湖の東、南、西、北と湖の中央だけかもしれませんよ〜」
火花騎士とドドコはようやく悟りました。騙されていたのです!
残念なことに、ずる賢いツノツノ魚たちはその隙に岩礁を集め堅固な障害を築き、水草で姿を隠してドドコと火花騎士と意地悪な隠れん坊を始めました…
これではツノツノ魚に対処するのがもっと難しくなります!
ドドコと火花騎士は援軍——栄誉騎士と白い小さな助手——を呼びました。経験豊かな二人は肝心な助言をくれました。
栄誉騎士は地図を見ながら言いました。
「冒険と同じだよ。進む方向を先に決めないと。」
ドドコはわかりました——爆発の方向をコントロールできれば、特別ボンボンの威力を高め、もっと遠いツノツノ魚まで吹き飛ばせます!
白い小さな助手はお菓子を食べながら言いました。
「爆弾をいろんな形に爆発させることもできるよ。複雑なほど避けにくい!」
火花騎士はひらめきました。特別ボンボンをお菓子の形に爆発させれば、食いしん坊のツノツノ魚を誘い、一気にやっつけられます!
こうしてドドコと火花騎士は、本領の違う特別ボンボンに改良しました。
本領の違う特別ボンボンはさまざまな形の爆発を出せ、水草を楽にすり抜け、位置のずれた魚の兵士にも当たります!
堅い石に勝てなくても、障害を迂回して後ろのツノツノ魚に大サプライズをあげられます。
これらの特別ボンボンがあれば、ドドコと火花騎士はもうツノツノ魚兵士の待ち伏せを心配しなくてすみます!
ツノツノ魚の兵士は連敗し、ついにツノツノ魚の大王がドドコのことを聞きつけ、勢いに乗って挑戦に来ました!
栄誉騎士と白い小さな助手の経験では、ふっくら丸い奴はだいたい手強いのです!
ツノツノ魚の方を見ると、ふっくら丸くて金ピカの大王が、どうしてこんなにたくさん?
どう考えても、どこもかしこも怪しい…
白い小さな助手はお菓子を食べながら言いました。
「怖がらなくていいよ。この大王たち、ラズベリーで金色に塗っただけかも!」
栄誉騎士は地図を見ながら言いました。
「月蓮で染めても戦闘力は五割アップするだけ。魚は魚だよ!」
つまりツノツノ魚の「大王」は称号のようなもので、人や魚を嚇す見た目にすぎず、金色だから強いわけではありません!
火花騎士とドドコは安心しました——これなら大王たちを暗くなるまで叱り続けず、帰りが遅くなってみんなを心配させずにすみます!
最後のポイントは、目の前の難題をさっさと片付けること!
兵士たちは大王たちに鼓舞され、また石と水草の輪を幾重にも積み、傲慢な気勢は少しも減っていません!
ドドコ、火花騎士、栄誉騎士と白い小さな助手は対策をよく考えなければなりません——限られた特別ボンボンをどう出して、二三発で倒せばいいか…
火花騎士は栄誉騎士の周りをくるくる回る白い小さな助手を見て、ふと何かを思いつきました…
「でもこのツノツノ魚、正面の特別ボンボンしか防げないよね。ぐるっと回ればいいんじゃ?」
ツノツノ魚は水の中でしか動けませんが、火花騎士とドドコは自由自在。岸沿いを歩き、ツノツノ魚の用意のない側面へ行き、特別ボンボンを投げ込めばいい!
特別ボンボンの機知的で正確な爆撃の下、ツノツノ魚は完全に敗れ、しおしおと逃げ去りました!
逃げ帰る道でも、自分たちが持ってきた物を片づけ、シードル湖にゴミはひとつ残しませんでした!
ドドコ、特別ボンボン、火花騎士、栄誉騎士と白い小さな助手はいっしょにシードル湖を守り、いつもの楽しい生活をモンドの魚たちに返してあげました!
苦労した自分たちへのご褒美に、ドドコ、特別ボンボン、火花騎士、栄誉騎士と白い小さな助手は湖畔に布を敷き、楽しくピクニックをしました。
ピクニックのメニューは、ミントゼリー、キャラメルクッキー、ラズベリーケーキとトマト唐辛子——甘くて辛くて眠気覚ましにもぴったり!
シードル湖の危機は解消され、ドドコと火花騎士は大活躍!
もしかしたら、今回の奇遇の収穫——特別ボンボンを作った経験——は、これからまた役に立つかもしれませんね!
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